今日、俺のジムのパーソナルトレーナーから、メールで、「自信を持つには、今に満足することが必要ですか?」と質問が来ました。
俺のトレーナーは彼が思っている以上に、凄く優秀なんです。
俺は、でかい社長椅子を3階まで運んだら、階段の途中で椅子が嵌まり込んでしまい、にっちもさっちもどうにも動かなくなったのを思い切り動かしたら腰を痛めてしまい、さらにその直後に東京に戻り、痛いのを我慢してジムへ行き、ジェットコースターの安全バーみたいな腹筋マシンをやったら、それっきり、3週間動けなくなりました。
その痛さたるや、これまでのぎっくり腰とはわけが違うので、MRI(人生5度目)に入ったら、椎間板が2か所損傷して1か所はヘルニヤになっていたのでした。
整形外科の主治医はスポーツドクターで、とても繁盛しているクリニックですが、俺がジムに行きたいと言うと、最初は冗談だと思われたのですが、パーソナルトレーナーをつけるならばジムに行ってもいいと言われました。
さて、ジムまで行くのも大変だったのですが、ボロボロな感じでジムで状況を説明したら、大丈夫ですよ!と言ってくれたのがそのトレーナーです。
ところが、そのトレーナーとの最初のセッションで、座って行うマシンは全てドクターストップだったので、人生初のベンチプレス(ベンチに寝てバーベルをあげる)をやったら、翌日から腰が悪化して、また動けなくなってしまいました。
2日後に次の予約を入れていたのですが、2日経ってもまだベッドから動けなかったので、トレーナーに電話をして、動けないから行けないと告げたら、なんと、歩けないならタクシーででも来いと言われたんです!
この野郎、スゲーことを言うな!と思いましたが、考えたら客にそんなことを言う人はそうそうは居ないですよね。そんなに自信があるならば、むしろ行ってやろうかなと、頑張ってタクシーでジムに行きました。
着替えることもできないので、そのままの格好でジムに着いたら、すぐにストレッチとマッサージを延々とされたのですが、なんと、歩いて電車で帰れるまでに痛みが消えました。
主治医にそれを言ったら、そんな優秀な人はめったに居ないから絶対に放しちゃダメだよと言われました。
言われるまでもなく、俺もスゲーなと感心したのでした。
それから約1ヶ月後に再び親父が入院して実家に戻るまでの間、時々、こいつ、ドSかなと思ったりしながらも、真面目にトレーニングをしました。
主治医に実家に帰ることを告げたら、俺に、もうこのまま回復する気がするけど、よく頑張った!中年オヤジの星だ!鏡だ!と褒められ、先生から握手を求められました(笑)
さて、そんな優秀なトレーナーなのに、「自信を持つには・・・」と書いてあるということは、現在、彼は自信が持てていないのでしょうか。
もしそうならば、いけないですね。カウンセラーとしては放っておけないのです。
そもそも「自信」という言葉は、我が国において、必ずしもいい響きを持っていないですよね。
「あの人は自信家だ」というと、たいていの場合「テング」「高慢ちき」(どっちも昭和世代の言葉かな?)という意味合いが、ちらりと見えます。し、「自信がない」というと、謙虚だという風に聞こえたりもします。
俺の思う「自信」とは、明日は今日よりよくなると信じることができて、未来の自分に対する明るい期待を持てることだと思います。そのためには、今の実力を正確に知らなくてはいけないのです。
正確に今の実力を知らない限り、本当の満足は得ることはできないのです。ととえそれがいいことでも悪いことでも、正確に評価すれば心は満足します。満足というか、現実が腑に落ちて、こころが安定するという感じです。
例えば、自分なりに頑張った試験の結果が40点、不合格だった!ガーン。ダメじゃん!
しかしそれが現実です。採点ミスがあるわけじゃなければ、突き付けられた40点という今の実力を受け入れざるを得ませんよね。ところがこのように悪くっても、自己評価が正しいと、心は満足できるのです。
「おい、俺君。おめーは一体、何点取れると思ってたのさ?」
「いくらなんでも50点はいけたんじゃねーか?」
「ほう、テストは100点満点だぜ?目指したのは50点ってか?がはは、自分がバカだとよく分かってるじゃねーか」
「うるせ!」
「目標が50点で今が40点なら、あとたった10点だぜ?あと60点取って満点を取るのは無理だろうがな」
「まあ、無理だーな。じゃあ次は50点だな」
「さすが、スタンダードが低いねえ」
「いーじゃねえか。バカなりに運動できるし、腹筋割れてるしよ」
自信とは自分を信じると書きます。近い将来は、きっと、今日よりよくなるに違いないと、自分との信頼関係が築けていることが自信なのです。
よくなる根拠がないと感じている人は、きっとそれは正しい自己認識ができていないのです。
ただ、テストなら分かりやすいですけど、世の中、点数化できないものの方が多いものです。正確な自己評価って難しいですよね。だからこそ、シンプルに点数化してみればどうでしょう。
痛みのスケールってありますよね。この痛みは10点中何点か?これは、痛みという絶対に人にはわからない感覚を「見える化」するもので、点数化する行動自体にも非常に意味があります。これは「痛み」という自己評価なのです。見なくてはいけないものに目を閉じ、聴かなきゃいけないものに耳をふさぎ、余計なものを見て、余計なものを聴いてしまっていると、点数をつけることはできなのです。
目に見えない物を点数化できた時点で、おそらくそれは正しい自己評価なんだと思います。いいことも悪いことも、加味された点数でしょうから。
それにより心の満足度は確実に上がります。
そして、未来の自分に対する期待感が、根拠なくても、ぼんやりとでも、持てるようになるのです。
パーソナルトレーナー君、先ずは今の実力をあるがままに認めてあげましょう!
君に難があるとすれば、俺が思うに、表情のどこかに自信のなさがあり、見かけ(ルックス)がイマイチぱっとしないということです。これは、君が自信を得ると、顔つき体つき人当りなどが変わり、魅力的な男性に変わります。なぜならば、他人のルックスを100%あるがままに観ている人はいないからです。印象(表象)でしか人は人を見ていません。なので、君の表情が自信に満ちた顔ならば、人が見る君のルックスも立派になります。ルックスなんていくらでもかわるのです。これが君への答えです。
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色々アメブロを見ていたらここに来ました。いろんな人のブログを見ていると、勉強になることがたくさんありますね!このブログみたいに良いことは書いてないけど、私のブログも見てくれると嬉しいです♪